性格が左右する

相場の不安定な時のFX自動売買は危険?

相場に絶対はありません。
どんなにテクニカルが売りを示していても、要人がちょっといい数字を口にすれば相場はものすごい勢いで上がっていきます。
ちょっと下がったと思ったら急上昇、少し上がったと思ったら急降下、個人投資家はこの波の合間をかいくぐって利益を取り続けなければいけません。

自動売買はパソコンの前に座らなくても24時間相場を監視してくれるメリット、感情に左右されずにロジックを忠実に守ったトレードをしてくれるメリットがあります。
しかし、相場特有の気まぐれを許容してくれる柔軟さがありません。
そのため、経済上のビッグニュースがあった直後や、経済上重要な国同士の関係に変化があったときなどに起こる不規則な相場の動きについていけません。
これが損切りをせずにナンピンを積み重ねていくタイプの自動売買ツールだったら、悲惨なことになります。

FXは不安定な相場を相手にせず、自分のロジックが通用する相場だけを相手にするのが、勝つための重要なポイントです。
しかし自動売買ツールにはそれができません。
様々なインディケーターで条件を設定し、フィルタをかけることである程度の相場の選別はできるでしょうが、結局は人間が相場全体の流れを見て下す判断とではどうしても劣ってしまいます。

では、自動売買は使えないのかと言うと、そんなことはありません。
自動売買の欠点を補う方法は大きく2つ。
ポートフォリオを組むことと、定期的なパフォーマンスのチェック・メンテナンスです。

ポートフォリオを組むというのは、いくつかのタイプの違う自動売買システムを組み合わせて資産を運用するということです。
これによってポンドは調子が悪いけれどユーロがカバーしてくれている、スキャルピングは調子が悪いけれどナンピンの方が含み益を持っている、という具合に補い合うことができるのです。

こうしてポートフォリオを組んだら、次はシステムのパフォーマンスを客観的にチェックして使うもの、使わないもの、パラメータをいじって調整をかけるものに分けます。
損切り幅が大きすぎるシステムを今の市場に最適化するといった調整はもちろん、どこまでもトレンドが続くようであればナンピン系システムを減らしてみる、といった具合です。
ポートフォリオのメンテナンスはFXのことを知っていなければできません。

自動売買しかやらないという人でも最低限のFXの知識は持っていないと、適切なポートフォリオ作成とメンテナンスができません。
機械任せで勝てるほど、相場は甘くないと言うことです。
またFXトレードのシステム障害も考慮に入れてください。

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